「クレディセゾンvs.コスモ石油」魔法のポイントロジック?ある事例を聞いた。カード会社の魔法のロジックが笑える。
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月間の利用額:125,405円
ポイントレート:15ポイント/1,000円。
ポイント期待値(1):1,881ポイント
しかし、1,000円未満は切り捨て。だから405円分のポイントはカット。15×125=1875
ポイント期待値(2):1,875ポイント
しかし、電子マネーチャージ分(4,000円)はポイント貸与対象外。15×(125-4)=1815
ポイント期待値(3):1,815ポイント
しかし、コスモ石油を使うとボーナスポイントが付与されることになっている。1,000円に付き20ポイント(プラス5ポイント)。
コスモ石油利用額:4,406円に対するボーナスは、5×4=20ポイント。1815+20=1835。
ポイント期待値(3):1,835ポイント
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1835ポイントが獲得できて良いのに実際は1820ポイント。コスモ石油を使わないでエネオスで給与したとき1815ポイントと比較すると、たった5ポイントしか増えていない。15ポイント分が消えている。
以前コスモ石油を使ったらボーナス分が0ポイントだったこともある。マイナスになることもありうる。クレディセゾンのロジックに問題があるのです。端数切捨てをコスモ石油を使うと2階実施しているので、端数の絡み方では切り捨て額が多くなり損をしてしまいます。というか、いつも2回分の切捨てで損をさせられているのです。
前回問題を指摘したときはボーナス分を正しく反映してもらいましたが、ロジックはうっかりミスで修正するかと思っていましたが、何も変えていません。ということは企業の姿勢ですね。
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1千円未満の切捨てはポイント付与の条件として示されているがボーナス対象のときと2回分切り捨てるとは契約にないので契約違反。詐欺行為ですね。
ボーナスポイントはコスモ石油側が販売促進の費用として負担しているので、クレディセゾンはコスモ石油に相当費用を請求していると思われるが、このケースでは20ポイント相当が請求されているでしょう。
しかし、効果は今回の例では5ポイントの差でしかありません。場合によってはマイナス効果にしかならないのにコスモ石油側は請求された分を黙って支払っています。
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何が起きるか。コスモを使うと損することがある。わざわざコスモを使うことのメリットは期待するほどはない。期待値からずれれば損した気分になる。だからコスモ石油は無視して、スルーしておこう。
クレディセゾンは利用者に対してもコスモ石油に対しても一種の詐欺行為、裏切り行為をやっている。しかも確信犯。
わずかなことだと思うだろうが、其のわずかを手広くやっているので無視できない。悪徳企業だ。
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コスモ石油のマーケティング担当はお馬鹿。ボーナスポイントをつけたら有効だと信じきっているのだ。クレディセゾンの悪巧みを見抜いて交渉する力もない。かえってマイナス効果になっていることも知らないのだ。気付いた一部の利用客が逃げていること。
コスモ石油はイオンともガソリン料金3円割引をやって、結局使えないサービス券だから、返って腹立ちの原因になってコスモ石油を利用しなくなった客が居ることに気付かない。
コスモ石油はガバナンスの弱い会社。無駄遣いの多い会社。いずれ淘汰されそうな会社に見えるね。
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